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第3回環境勉強会リポート:「環境ビジネスについて」(2008/10/8)その1

  • 2008年10月28日 23:05

メール●第3回環境勉強会リポート:「環境ビジネスについて」(2008/10/8)その1


ゲスト:フルハシ環境総合研究所 東京事務所所長 浅井豊司氏


名古屋に本社を構える、環境関連コンサルタントビジネスの老舗である
フルハシ環境総合研究所の東京事務所長の浅井氏に、「環境ビジネスについて」お話を伺った。

 

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環境ビジネスにおけるキーワード、今後の動き

◇1992年

いま地球温暖化と声高に叫ばれているが、実はその源流は1992年に遡る。
EUはここを原点に、自分達に有利な法的規制のルールを作り上げてきた。
今後の環境ビジネスも各種規制を予測して、ビジネスの展開を読むことが重要。

地球環境サミット(リオデジャネイロ)*1) 開催。現在の排出権取引のルールを
決めた京都議定書の上位ルールである気候変動枠組み条約が決められ、また、
21世紀の向け持続可能な開発を実現するための実行計画としてアジェンダ21
(Agenda21)が採択された。更にこの年、これから注目のテーマになるであろう
生物多様性条約も締結されたのが1992年。

EUはこの年を契機に、環境問題に係わる法律を自分達に有利なように作り上げて
来ていて、例えば有害な化学物質を使ってはいけないというルールを決めること
によって、逆の立場から見ると鉛、6価クロムなど有害な物質が含まれる家電製品
の輸出ができない。

この1例見ても、今後のビジネスは環境問題の法的規制に大きく影響を受けるという
ことを理解しておくことが重要。

 

*1) 12歳の少女、セヴァン・スズキの伝説のスピーチが有名
http://jp.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg

 

◇生物多様性

企業は、これまで自社、工場の周りの環境さえ気を使っていれば良かったが、今後は、
原材料の調達先の環境破壊等にも配慮していかなければいけない動きになって来ている。

生物多様性とは、生態系の保全、種の保全、遺伝子の保全があって、ある地域における
生態系、種、遺伝子の総体を生物多様性という。ビジネスとの関連性で説明すると、
原料の調達に際して熱帯雨林を破壊してしまったりすると、生物多様性がなくなって
しまうという言い方をします。また、森林の大型伐採で、その地域の住む各種動植物が
絶滅の危機の瀕することも生物多様性に影響を与えます。

 

つづく 

テキスト・文責:エコマーケティング 菅野弘達 


・環境勉強会は、(株)エコマーケティング代表取締役真野友義ほか2名が発起人と
なって、2008年6月よりスタートした自主勉強会。IT業界、金融・VC、メーカー等
広範な業界から環境分野に関心を持つ、ビジネスマン、ビジネスウーマンが集う。

参加ご希望の方は、次回の案内をお知らせしますので、氏名、会社名、ご所属、関心
ある分野を明記の上、メールをお送り下さい。 
info@ecomk.jp
   


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